こんにちは、アキログです。
今日は、こんな質問をいただきました。

「緊張するとお腹が痛くなるのって、なんで?」
この質問にお答えしていきます。
大事な発表の前、試験の前、初めての場所に行くとき…
「お腹痛いかも…」って感じたこと、あるよね?
これって、ただの気のせいじゃないんです。
ちゃんと理由があるんですよ。
実は「脳」と「お腹」はつながってる

緊張するとお腹が痛くなるのは、「脳腸相関(のうちょうそうかん)」っていう仕組みが関係してるんです。
難しい言葉に見えるけど、カンタンに言えば
脳と腸は、お互いに連絡を取り合ってるってこと。
たとえば、緊張すると頭の中でストレスを感じますよね。
その信号が、腸にまで届くんです。
すると腸が

「えっ、何?ヤバいの?」
って反応して、動きが早くなったり、逆に止まったりします。
それが、腹痛や下痢、便秘につながるというわけ。
自律神経のバランスが崩れると…

もうひとつの理由が「自律神経(じりつしんけい)」の乱れ。
これもよく聞く言葉だけど、イメージとしては、
体の中で、勝手にバランスを取ってくれてるスイッチの役割です。
このスイッチが、緊張やストレスで「オンオフの切り替え」がうまくいかなくなると…
胃や腸の動きもガタガタになって、お腹が痛くなることがあるんです。
セロトニンっていうホルモンも関係してる

ストレスを感じたとき、体の中では「セロトニン」っていうホルモンがいっぱい出ます。
このセロトニン、実はほとんどが腸の中にあるんです。
だから、ストレスがたまると腸の動きが過敏になって、ちょっとしたことでも腹痛につながることも。
じゃあ、どうしたらいいの
ここからは、実際にできる予防法についてお話しします。
できることから、ちょっとずつやってみてね。
1. 規則正しい生活をする
寝る時間がバラバラだったり、食事の時間がズレたりしてると、
体のリズムが狂って、自律神経が乱れやすくなります。
まずは「同じ時間に寝て、同じ時間に起きる」を目指してみて。
2. 深呼吸してみよう
緊張してるときって、呼吸が浅くなってることが多いんです。
そこでオススメなのが、ゆっくり鼻から吸って、口から吐く深呼吸。
「今、落ち着こうとしてるんだ」って、脳が感じ取ってくれるよ。
3. 軽く体を動かす
ストレッチやウォーキングみたいな、ゆるい運動でも大丈夫。
体を動かすとストレスがやわらぐし、腸の動きも整いやすくなります。
4. 食事を見直す
辛すぎたり脂っこすぎるもの、冷たい飲み物ばっかり…になってない?
そういう食事って、腸にとってはちょっとキツいんです。
「よく噛んで食べる」「温かいものを選ぶ」だけでも、お腹の調子は変わってきます。
ちなみに、年齢を重ねると落ち着いてくることも

おもしろいことに、緊張でお腹が痛くなるのは若い人に多いって言われています。
年齢とともに「緊張してもそんなに焦らない」っていう心の耐性ができてくるから。
あと、腸と脳のつながり方も、年齢とともに少しずつ変わるみたいですよ。
まとめ
緊張してお腹が痛くなるのは、あなたの心と体がつながってる証拠。
・脳と腸がやり取りしてるから
・自律神経が乱れて腸の動きがおかしくなるから
・ホルモンの働きで腸が過敏になるから
こういった理由で起こることがわかっています。
でも、大丈夫。
ちょっとした生活習慣の見直しで、予防することもちゃんとできます。
あなたはどう感じた?
「私もそういう経験ある!」とか
「私はこうやって対策してるよ」っていうのがあったら、
ぜひコメントで教えてください。
あなたの体験が、他の誰かのヒントになるかもしれません。
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