【2025.10.9】ロコモ予防セミナー振り返り

ロコモを予防して、歩ける幸せを守る 健康

皆さん、こんにちは。

アキログです。

まずは、セミナーにご参加くださった皆さん、ご参加ありがとうございました。

もしこのアキログをご覧になっていたら、この感謝の想いが届いてくれると嬉しいです。

そして、今回セミナーの機会をいただいた「東武友の会」の関係者の方々、場所を貸してくださった東武宇都宮百貨店の関係者の皆様にも感謝申し上げます。

ありがとうございました。

今回は、ロコモティブシンドローム(ロコモ)をテーマにお伝えさせていただきました。

ロコモとは、運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態をいいます。

日本人の成人人口の41%がロコモ該当者と言われ、その数4,000万人を超えるとされています。

1億2千万人いる人口の3人に1人が該当する「国民病」です。

生活習慣病(高血圧・高脂血症患者)と近い数字のため、国民病と呼ばれることもあります。

3人に1人って、想像より遥かに多くないですか?

あなたのイメージは、どのくらいの数でしょうか。

僕は「多いな!」って思いました。

ロコモというのは、運動機能の低下を言うので、ロコモ自体が悪いとか、どうって話ではありません。

ロコモの先にある、疾患・病気が問題なんですね。

どういうものがあるかというと…

  • 大腿骨頸部骨折
  • 誤嚥性肺炎
  • うつ病
  • 認知症
  • 深部静脈血栓症
  • 糖尿病 など

これらに限らず、さまざまな疾患のリスクを高めます。

その原因が、ロコモによる活動量の減少です。

立つ・歩くという動作に支障が出てくると、転倒リスクが高まる。

転倒すると、20%の確率で大腿骨頸部骨折になる。

大腿骨頸部骨折をした場合、入院する。

そのうち20~25%の人が寝たきりになる。

寝たきりになると、誤嚥性肺炎のリスクが高まる。

死亡率が高くなる。

寝たきりになると、深部静脈血栓症のリスクが高くなる。

活動量の低下から、うつ病・認知症になる。

インシュリンの働きが悪くなり、糖尿病になる。

糖尿病になれば、目が見えなくなる・足を切断する・人工透析が必要になる、などの3大合併症が考えられます。

つまり、ロコモというのは「要支援・要介護」の入り口なんです。

僕らは、ロコモを予防しなければならないと考えています。

健康寿命を延ばすために!!

健康寿命というのは、自立した生活が送れる寿命を言い、平均寿命から-10年と言われています。

男性の平均寿命が82歳、女性が86歳と言われています。

男性の健康寿命が72歳、女性が76歳ということになります。

細かい数字を知りたい方は、調べればすぐに出てきますので、ご自身で調べてみてください。

当たり前に65歳まで働く時代に、退職後7年を過ごしたら介護が必要になるなんて…。

そんな人生を送るために、定年まで働いてきたのかと、気持ちが落ち込みそうですよね。

でも、大丈夫!

冒頭にもありますが、ロコモは「運動機能の低下」をいいます。

つまり、筋肉をつければ良いんです。

筋肉をつけて、筋力をつけて、立つ・歩くをスムーズにできる脚力を養い、ふらつかない体が作れれば、要支援・要介護に至る時期を遅らせることができます。

もしかしたら、ピンコロでいけるかもしれません。

熱くなって話しすぎました。

それくらい熱量を持って、今回のセミナーを開催しました。

この想いが、1人でも多くの方に届き、ロコモ予防を始める第一歩につながればと願っております。

そしてその一歩を支え、健康寿命を延ばす一端を担うのが僕であれば、こんなに嬉しいことはありません。

これまで培った知識と経験を活かし、痛みをケアしながら、怪我をしない運動指導、食事・栄養という体の内側からの体づくりをサポートし、スーッと歩ける体づくりを目指しましょう!

ご相談は「宇都宮TB整骨院」まで。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

感想・ご意見はコメントで教えていただけると嬉しいです。

今後のブログ運営の参考にさせていただきます。

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