ガングリオン

症状別

ガングリオンとは?

ガングリオンは、関節や腱の周囲にできるゼリー状の液体が入った袋状の腫瘍です。一般的に手首や手の甲、指の関節付近などにできやすく、良性の腫瘍であるため、原因ははっきりしていないもの、関節や腱に繰り返し負担がかかることが一因となります。
ほとんどの場合、自然に消えることもありますが、痛みや機能障害がある場合には治療が必要です。

▼手首のガングリオン

ガングリオンの症状

  1. 関節付近の腫れ
    小さなビー玉からピンポン玉ほどの大きさで、柔らかいものから硬いものまであります。
  2. 痛みや圧迫感
    周囲の神経を圧迫すると、痛みやしびれが生じることがあります。
  3. 関節の可動域制限
    腫瘤が大きい場合、関節の動きを制限する場合があります。
  4. 無症状の場合もある
    痛みや違和感がなく、見た目の膨らみだけが気になる場合も少なくありません。

ガングリオンの原因

  1. 関節や腱への過剰な負担
    繰り返しの動作や過度の使用によって関節液が漏れ、袋状の腫瘍を形成します。
  2. 外傷や損傷
    軽い関節の損傷が引き金となる場合がございます。
  3. 遺伝的要因
    家族にガングリオンが見られる場合、発生しやすい傾向があるとされています。
  4. 特定の職業や活動
    手首や指を酷使する仕事や趣味(タイピング、スポーツなど)がリスクを高める可能性があります。

ガングリオンの治療

ガングリオンの治療について、一般的な治療方法と、宇都宮TB整骨院で行う治療の2つの治療法について解説していきます。

一般的に言われている治療法

  1. 経過観察
    痛みや機能障害がない場合、特に治療を行わず自然に消えるのを待つことが一般的です。
  2. 穿刺と吸引
    腫瘤内の液体を注射器で吸引して除去します。 なお、再発することもあります。
  3. 薬物療法
    痛みや炎症がある場合、消炎鎮痛剤を使用することがあります。
  4. 手術
    繰り返し再発する場合や、症状が強い場合には外科的に摘出することがあります。
  5. 日常生活のレビュー
    手や指に負担をかけないように、動作を工夫した適切なサポートツールを使用することが有効です。
  6. ストレッチや運動療法
    関節や筋肉の柔軟性を高める運動を取り入れることで、再発リスクを軽減します。

宇都宮TB整骨院の治療法

▼まずは丁寧に検査と説明を行います。

その後、下記の治療法を中心に施術を行います。

  1. ハイボルテージ(HV)治療
    痛みの緩和・炎症を抑えるなどの効果
  2. 超音波(US)治療
    炎症を抑える・鎮痛・治癒促進

▼ハイボルテージ治療

▼超音波(US)治療

※この治療法は行なっておりません。

治療院によっては、ガングリオンを関節内に押し込む治療を行うところもありますが、当院では行いません。

当院では物理療法(電気治療・超音波治療)が中心となりますので、ご了承ください。

この理由は、これまでの経験上

超音波(US)治療に効果を感じていただき、たくさんの喜びの声をいただいています。

そのため、私が治療に携わる際には、第一選択として超音波治療をご提案しております。

ガングリオン【まとめ】

ガングリオンは基本的に良性で深刻な問題を考えることは少ないですが、痛みや機能障害がある場合には専門家に相談することをお勧めしております。

症状に応じて適切な治療法を選択し、快適で健康な生活を目指しましょう!

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