私自身、10代の思春期ニキビから
30代の現在まで、
ずっとニキビで悩んできました。
そして皮膚科に通い続け、
それでも治らないニキビに
「もしかしたら薬じゃ治らないのではないか?」
そんなふうに思い、セルフケアを学ぶ過程で
日本化粧品検定1級を取得しました。
そんな今では、ずいぶん良くなってきて
自分に合う「スキンケア方法」の一つの正解が
見つかったのではないかと思っています。
今回のこの記事では
私と同じように「ニキビ」で悩み
「自分に自信が持てない」
「マスクを外したくない」
そんなふうに思っている方に向けて
スキンケア方法の教科書として
読んでいただければ嬉しく思います。
お肌の構造

お肌の構造を見ていくと、
実は3層構造に分かれています。
上から、表皮・真皮・皮下組織です。
今回の肌トラブルである
「ニキビ」が起きてしまう原因は
表皮にあります。
なので、まずは表皮から見ていきましょう!
表皮
今回の記事で1番お伝えしたいのは
【表皮】についてのことです。
なぜなら、今回のテーマである「ニキビ」は
表皮に何か原因があって起こるからです。
表皮は一般的に、
全部で4層に分かれているとされています。
しかし、この4層という考え方が
私たちの悩みである
ニキビ改善を大きく足止めしています。
下記の画像をご覧ください。

表皮とは、実は5つの層に分かれています。
・皮脂膜
・角質層
・顆粒層
・有棘層
・基底層
そして今回、解説していきたいのは
【皮脂膜】という1番上の層についてです!
皮脂膜

皮脂膜とは、
一般的に下記のように呼ばれていたりします。
・バリア機能
・うるおいベール
・天然バリア
この皮脂膜があることで
画像のように、外部刺激から肌を守り
お肌のターンオーバーが守られています。

しかし、この皮脂膜という
バリア機能が低下することで
外部刺激が直接肌にダメージを与えます。

これによって
・角質層の肥厚
・乾燥による皮脂の過剰分泌
・毛穴詰まり
が、原因となってニキビにつながります。
つまり、この皮脂膜を守ることが
ニキビの改善につながるということです。
そのほか、春に多い「ゆらぎ肌」
「乾燥」や「肌荒れ」
「毛穴の黒ずみ」「毛穴の開き」
などの悩みも解消できるということです。
一般的にニキビの改善などを含めて
「保湿をしなさい」とよく言いますが
少し違います。
保湿はとても大切ですが
皮脂膜を守るというのが先です。
この情報が世間一般的に認識されていないことが
私のようにニキビで悩む人を作り出しています。
ちなみに、皮脂膜についての解説は
【皮膚理論レッスン】乾燥と皮脂膜の話!
というYouTube動画がすごく分かりやすかったです!
真皮
一応、真皮についても簡単に触れておこうと思います。
真皮はコラーゲンやエラスチンが存在する
お肌のハリやシミ・シワに関係する
私たち30代からは、
とても気になる部分になります。
皮脂膜が乱れることで、
真皮へのダメージも増え
紫外線ダメージなども重なり
シワやたるみにつながります。
肌の老化の90%以上は「紫外線」が原因
とも言われていますので、
SPF・PAなど
日焼け止め効果のある化粧品を使うか
日焼け止めをしっかり活用して予防しましょう!
【飲む美容液】が新発売!
これは余談ですが
私が取り扱う製品メーカーで、
アメリカで大ヒットした「飲む美容液」が
日本にも【2023年4月18日】に上陸予定です。
外側から真皮をケアする製品と組み合わせることで
更なる効果が期待できる製品です。
【コラーゲン+】という商品
覚えておいて損はないのではないでしょうか。
実証データも取れているので
シワ・ハリなどでお悩みの方
肌の老化を改善したい方はぜひお試しください!
購入・ご相談は私のインスタグラムから
お問い合わせ合わせください。
ニキビの原因

ニキビの原因というのは
挙げればキリがないほどあります。
<ニキビの原因一覧>
1.遺伝
2.ストレス
3.不規則な生活 / 食生活
4.睡眠不足
5.居住環境 / 職場環境
6.便秘(腸内での異常発酵物質が影響)
7.乾燥(水分不足 = 角質層の機能低下)
8.油っぽい食事・甘いもの・アルコール
9.辛いもの(刺激物)
10.化粧品(ミネラルオイル / 日焼け止め)
11.シャンプー / コンディショナー(背中ニキビ)
※日焼け・ダイエットがニキビに影響することがある。
そして、恥ずかしいことに私もそうなんですが
【ニキビ = 皮脂が原因】
と勘違いしている方が多いです。
でも実際は、現代ニキビの99%は
【乾燥】が原因で起きているそうです。
皮脂によるニキビと
乾燥ニキビではケアが異なりますので
だからこそ、多くの方が保湿をしているのに
ニキビが改善していかないのです。
部位別ニキビの原因

今現在ニキビで悩んでいるという方は
どこにニキビができていて
何が原因なのかを
一度確認してみるのも良いかもしれません!
①Tゾーン:ホルモンバランスが整っていない10代やオイリー肌
②あご・首まわり:ストレス(ホルモンバランス)、頰杖をつく
③口まわり:食べ過ぎ・胃腸系・油っぽい食事
④おでこ:前髪・洗い残し・ホルモンバランス(10代)
⑤頰:乾燥・コスメティック(クリームの油分過多)
注意点

先ほどお伝えしたように
現代のニキビは「乾燥」によるニキビが
99%を占めています。
しかし、皮脂の分泌が過剰になることで
「オイリー肌だからニキビができるんだ」
過去の私のように勘違いしている方は
間違ったスキンケアを始めてしまいます。
それは「過剰に洗う」という行為です。
皮脂が余分に出ているから
ごっそり落としてしまおうという考え方。
わかります。私もそうでした。

でも実際、この行為が【乾燥】につながり
角質層が固くなり、余計に毛穴に詰まって
炎症を起こしてニキビになるとされています。
こういう場合には
乾燥しているから皮脂が過剰に分泌しているんだと
逆の発想に転換して、しっかり保湿を行い
正常な肌にすることが大切です。
お肌の構造【まとめ】
さて、ここまでお肌の構造の理解と
ニキビの原因と改善方法について
解説していきました。
私は日本化粧品検定1級という資格を
取得しましたが
その知識をもとに
様々なことを学んでいくと
日本の化粧品はお肌に悪いものばかりだな〜
って感じます。
そればかりか、
正しい知識を伝える文献・メディアすら
ほんの一握りという状態ではないでしょうか。
なぜなら、肌構造を学び
お肌に良いものだけを私たち消費者が選ぶと
化粧品メーカーにとって
ツラい状況が待っているからです。
この記事を最後まで読んでいただいたあなたは
肌構造を理解し、洗顔料を変えることで
必ずニキビは良くなります。
ぜひ、今回解説した肌構造を理解し
ホームケアでニキビを改善していきましょう!