はじめに
こんなポスターを見かけたことがありませんか？
EMSトレーニングで
免疫力アップ！
1度は見かけたことがあると思います。
当然、当院にもあります。
この記事では
EMSトレーニングで
免疫力が上がる理由って
一体なんなのか？
ということについて
考えていこうと思います。
これまでEMSトレーニングを
経験したことがある方も、そうでない方も
参考までに読んでみてください。
免疫力が上がる理由
結論：体温が上がることで、白血球の働きが良くなる
これはもう、皆さんがご存知の通り
体温が上がる = 免疫力が上がる
ということです。
ただ、それじゃ面白くないので
もう一歩、深掘りしてみようかと思います。
最適な体温
免疫システムが正常に働く体温は36.5℃～37.1℃
体温が上がるということは
血行が良くなり、
血液の循環がよくなるということ。
血液の循環が良くなるということは
血液の中にいる白血球たちが良く働いてくれる
ということです。
白血球は、体内に入ってきた悪い菌を
やっつけてくれる強い味方です。
ですが、体温が下がり
白血球の働きが悪くなると
悪い菌たちをやっつける活動量が減ります。
そうなることで、風邪をひいたり
感染症にかかってしまったりするわけですね。
ってことは、
白血球を1番に考えなきゃダメじゃん！
と、考えてしまうと思いますが
それはこの後の話を聞いてから判断しても
遅くないと思います。
免疫を考える上での注意点
ここまでの話で、
EMSトレーニングで血行が良くなり
白血球が活発に働くことで免疫力がアップする
というのは、
なんとなくイメージできたと思います。
じゃあ、EMSトレーニングだけやっていれば
免疫最強無敵なカラダが手に入るのか、というと
それは違います。
散々EMSで免疫力が上がると書いてきたのに
「それはないだろ！」
と言われそうですが・・・
EMSトレーニングで免疫力が上がるのは
一次的にすぎません。
運動神経を刺激して、電気の力で筋肉を動かし
体温が上がっている、その間だけです。
じゃあ、どうしたら
ずーっと免疫力が高い状態でいられるのか？
それは、下記の２つだと考えています。
・栄養水準を高める
・腸内環境を整える
栄養水準を高める
現代の野菜は、栄養素の量が
激減しているのをご存知でしょうか？
実際に、野菜の栄養素は1950年代に比べ
2010年には
「え？栄養ある？」と疑問に思うほど
激減しているデータが出ています。
免疫力を上げるために
頑張って野菜を食べて栄養をとっている、、、
なんて経験がありませんか？
大変申し訳ないのですが
おそらく栄養は摂れていなかったと思います。
上記の研究結果から、
私たちが1日に必要な分の栄養素を
摂取しようとした場合
野菜や果物の量が増えて
摂取カロリーが増えて肥満になります。
そして、意図していない間に
農薬を大量摂取してしまうことになります。
お金をかけてでも野菜で摂取したい方は
有機野菜を選ぶと良いでしょう。
どうせお金をかけるなら
信頼のおけるメーカーのサプリメントで
簡単に摂取したい、と言う方は
サプリメントが良いでしょう。
ご相談いただければ
私が調べに調べ抜いたサプリメントを
ご紹介いたします。
腸内環境を整える
意外に知られていないと思いますが
免疫細胞の70%は腸内に存在
すると言われています。
そりゃそうです。
体の外（外界）にあったものが
体内で直接触れるのは腸なんです。
だからこそ、
腸内環境を必死に守る必要がある！
食べたものが行き着く先は【腸内】
つまり、食べ物に付着していた菌たちも
辿り着くのは腸内なんです。
じゃあ、そこに免疫細胞がたくさんいるのは
当たり前だよね、ってことですね。
EMSトレーニングで免疫力を上げる【まとめ】
さて、ここまで
EMSトレーニングによる免疫力アップの仕組みと
さらにパワーアップするための秘訣を
解説してきました。
私が体感している感触では
お腹の深いところが「グイグイ」と
揉まれている感覚があるので
「便通の改善」「老廃物の排出」といった
二時的効果も期待できそうです。
しかしながら、私が基本としている考え方は
関わる全ての方を笑顔にする
その考え方からご提案するならば
EMSトレーニングだけではなく
・栄養水準を高めること
・腸内環境を整えること
この2点をセットで意識して欲しいと考えています。
一時的な免疫力アップではなく
常に免疫力の高いカラダ作り
これが1番理想のゴールだと思います！
「常に免疫力の高いカラダ」というのは
病気になりにくい体とも言えます。
感染症なども気になるところですが
死因で言えば、圧倒的1位に君臨する「がん」
この、がん細胞に負けない体づくりも
今回この記事で紹介した体づくりが
基本になります。
EMSトレーニングはあくまでも「きっかけ」
皆さんにはその先にある【健康体】を
手にしていただきたいと心からそう思っています。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます！
また次の記事でお会いしましょう！
